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商品No.: RK0733
価格 : ¥3,800−
訪問着
昭和50年代 しっとりとした柔らかな一越縮緬の訪問着。
白からグレイ、白から濃いグレイ、白からオレンジ茶、その
色相の変わり目は絞り加工で、まず染め加工がされました。
金彩の細やかさ、のりふせをした後手で色差しをした
繊細な美しい職人技は肉眼で明らかに確認出来ます。
本物の金彩加工は酸化せず、命をつないでいます。
当時100万円クラスの着物だったろうと想像出来ます。
一二度は着用された用で、衿に汚れが認められます。
この衿汚れは丸洗い加工すれば、気にならない程度に
なります。胴裏は完全に黄変しています。胸元に目立つ
汚れがありますが、これは金彩をちりばめる加工を
すればわからなくなります。その他袖や背中の部分にも
目立つシミがあります。舞台衣装等遠目で見てもら
う場合以外には、このままでの着用は難しいと思います。
希少価値の尊さに重きを置かれる方は、
手に入れられてから、シミ抜きなどの補修を
考えられる事をお勧めします。当店にご相談ください。
茶屋が辻、青海波といった日本の美がこの着物の中に
凝縮されており、その美しさを身にまとったよき時代の
日本をあなたの暮らしの文化の中に取り入れてみませんか。
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