大正〜昭和初期　　ピンクの絽名古屋帯地に黄と赤
の朝顔の刺繍。丁寧に1本1本手刺繍でさしてある
ため、刺繍部分が厚く盛り上がっています。
鮮やかなブルーの色も少しも褪せてはいません。
朝顔の刺繍のすばらしさを愛でて欲しいと思います。
夏真っ盛りの着物のおしゃれに、誰も持っていない
豪華な刺繍帯を身につけてもらいたいですネ。
ブルー、ピンクなどの綺麗な色相の附下げ、無地、
黒や濃紺の絽や紗の着物に合わせてみてください。
結婚式、パーティーにもきっと人目を引きます。
汚れやシミは無いのですが、帯芯の糊が酸化して
浮き出て、特にたれ先の部分で、薄い汚れのように
見えています。これは帯芯を交換し、仕立て直す事で
綺麗になりますが、加工費が￥２００００程度必要です。
このままでも太鼓の下になってあまり目立ちません。

単位	B	C	D
ｃｍ	１０８	１５	２４０

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